(1)タバコの薬物性について!

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生活 タバコの薬物性

初回blogに引き続きたばこの薬物性について詳細を記したいと思います。

2018年度発行された日本禁煙学会(Japan Sosiety for Tabaco Control)資料よると

非常に驚いたタバコの依存性は、コカインやヘロインに次ぐ、アルコール、覚醒剤を上回る薬物性を示すそうです。実質のタバコによる要因で命を奪われた人命総数は2007年12万人台、2018年には15万人台に増加していると予想され、このことからも世の中は喫煙する場所等は以前に比べ減ってはおりますが、実際に健康被害を認知しながらも中毒化を伺える人々の数はまだまだ多いと推測されます。

 

 タバコによる犠牲者数を減らすには、タバコの『麻薬』や『覚醒剤』を上回る依存性を喫煙者が認知し、克服して禁煙を達成することが重要だと思われます。そして未来に子供達がタバコの知識をしっかりと把握できる世の中を維持していくことが、安易な喫煙判断への抑止に繋がると私は考えてます。

 

 

2007年に医学雑誌ランセットに発表された論文では、合法及び非合法ドラッグ20種の依存性スコアを算定した結果、タバコ(ニコチン)はヘロイン、コカインに次ぐ3番目に依存性の高い薬物であることがわかったそうです。参考にアルコール6位、覚醒剤アンフェタミン)は8位

タバコの依存性スコア

ドラッグ名

依存度スコア平均値

ヘロイン

3.00

コカイン

2.39

タバコ

2.21

アルコール

1.93

覚醒剤

1.67

大麻

1.51

LSD

1.23

引用 日本禁煙学会リストより抜粋

 

科学的な研究結果に基づき国内外の主要な専門機関、行政当局は『タバコは薬物」であると明言している。また日本医師会は禁煙の医学でニコチンの強さは麻薬と同じくらい厄介であると説明し、世界保健機関はタバコにはヘロインやコカインと同等の嗜癖作用がある等と示唆している。

 

 厚生労働省によれば、依存とはある物をやめようと思っても強い渇望がありやめられなくなった状態を言うそうで、タバコの成分であるニコチン依存はこくさい失病分類(ICD-10)や精神医学の分野で世界的に使用されている「精神障害者の診断及び統計マニュアル第4版」(DSM-IV)において独立した疾患として扱われており、タバコに依存性があることは確立した科学知見となっているそうです。

【出典】厚生労働省 喫煙と健康問題について簡単に理解したい方のためにQ&A

 

何故こよような危険だと科学的な知見を発信している世界保健機関(WHO)や厚生労働相内閣府日本医師会また各種機関が、危険だと訴えながら此のようなようなものを国内販売してきたのか。戦後も普及率を推進するようなイメージアップを図かりメディアまで利用したキャンペーンを行って税収としてきたのでしょうか。非常に信じ難いですが販売目的と喫煙者を増やす別の目的を含み行われてきた裏側が浮き彫りとなって視えて来るのではないでしょうか。

麻薬性のあるものを、依存性や嗜好品程度だと当初売り初め、中毒者がやめられない状態を維持する可能性を十分に予測した長期計画的な税収と身体的弱体化による医療的なビジネスを見込んでいた、このような可能性を感じざる得ないです。

 

国民はそのようなものを国が売っているこの状態をどの程度認知しているのかと、疑問に思います。私の教育現場で受けた内容では嗜好品程度のもので依存性はあるが、中毒性とは習わなかったのです。皆さまはいかがでしょうか。私の喫煙する友人達、知人の殆ど全員がヘロインやコカインと同等と聞いて、ショックを隠せていなかったのは事実です。そんな物を国が売る筈がないと仰る方もおりました。このことを認知して漸く実際禁煙を踏ん張り、達成した友人もいました。何故やめれないのかという理由の一つは、皆が自分が中毒だと知らないからではないでしょうか?ほとんどの人が意思で吸っていないのです。本当です。意思に非常によく似た強い渇望感と禁断症状です。数日も我慢できないのですからお身体のためにどうか気づいてください。

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タバコの薬物性については、現在は調べるほどに多く情報が出回るようになり嬉しく思います。しかしながら、認知をもっと広く拡大していくことで意識が変わりゆき悩んでいらっしゃる方々にも、思いが届くと願って発信していきたいと思っております♡

ここまでお読みくださって有難う御座います♡