(2)タバコの添加物について!電子・加熱式タバコの有害性について(急遽追記)!
Bruno /GermanyによるPixabayからの画像
前回のブログでは、タバコの麻薬性についてを記しました。今回はその続きの添加物について記していきたいと思います。神奈川県庁によるとタバコの添加物600種類以上あるそうです。また、タバコの重量に対して10%以上が使用量となっており、安全基準は無いとのことで、これらの添加物は使い放題だそうです。またアンモニアが添加されることにより更に肺からの吸収効率が非常に高くなっているそうです。
ファイザー社によると、タバコの煙には5,300種類の化学物質が含まれており、内200種類以上の有害物質が含まれているそうです。発癌性物質は50種類以上!有害物質の中で周知されている物質はニコチン、タール、一酸化炭素になります。そのほかペンキに使用されるアセトン、アリの駆除剤含有のヒ素、車のバッテリーに使われているカドミウムなど!
「えっ!」と声を上げてしまう勢いです。個人的な考察ですが、企業なわけですから販売数を増やすのは当然のことでしょう。アンモニア仕様のように恐らくタバコの薬物性の効果を更に高める素材開発研究されているとも考えられます。添加物の使い放題というワードにとても驚きましたが、添加物使用認可の量、化学物質の認可の量にも非常に驚かされます。ニコチン以外にも身体に悪影響を及ぼす添加物は恐らく主流煙、副流煙共に、現代病のいくつかが未だ原因不明となる未知の病の要因となっている可能性も否めません。余談ですが食品にも添加物が多い世の中なのでタバコとなると更に規制は緩くタバコによる多く身体への周知されている影響以外にも眼を向ける必要がある感じました。政府認可で此のような危険な添加物や有害物質は長らく当然の様に使用されているのがこの国の現状です。国民を守る政府がです。皆さんはどう思われますか?
JTに掲載されていた品名を記してみました。掲載は600種全てでは無いと思いますが、この添加物の量は驚く量だと思います。もちろん全てが害というわけではありません。しかし原料は体内に入るのですから、特に有害物質なものは要チェックが必要です。有害物質ではなくともなるべく科学的な物質は身体に何らかの影響を与える可能性がありますので気をつけなければなりません。
特に副流煙主流煙の害をある程度認知しながらも、本当は中毒となっていて家族のために禁煙したい方、子供のためい禁煙したい方など、度々禁煙を挑戦している方々に副流煙の影響を考えても、少しでも安全性を選び無添加無農薬のタバコをおすすめします。そしてやめられる日が来ることを心から祈ってます!
タバコ添加物リスト
下記引用(出典)
JT(日本たばこ産業株式会社)HPより
アセトアニソール
Acetanisole0.0005香料
アセチルピラジン
2-Acetylpyrazine0.0005香料
アセチルチアゾール
2-Acetylthiazole0.0005香料
アルファルファエキストラクト
Alfalfa extract0.02香料
アミルアルコール
Amyl alcohol0.02香料
酪酸アミル
Amyl butyrate0.0001香料
トランス-アネトール
trans-Anethole0.04香料
スターアニス油
Anise star oil0.005香料
リンゴエッセンス、エキストラクト
Apple essence and extract0.0005香料
ミツロウアブソリュート
Beeswax absolute0.0005香料
ベンズアルデヒド
Benzaldehyde0.005香料
ベンゾインレジンエキストラクト、レジノイド
Benzoin resin extract and resinoid0.001香料
ベンジルアルコール
Benzyl alcohol0.2香料
安息香酸ベンジル
Benzyl benzoate0.005香料
プロピオン酸ベンジル
Benzyl propionate0.005香料
ブタノール
2-Butanol0.0001香料
(2-ブテニリデン)-3,5,5-トリメチル-2-シクロヘキセン-1-オン
4-(2-Butenylidene)-3,5,5-trimethylcyclohex-2-en-1-one0.0001香料
酪酸ブチル
Butyl butyrate0.001香料
酪酸
Butyric acid0.0005香料
炭酸カルシウム
Calcium carbonate1.2結合剤
Formulation aid471-34-1,
1317-65-3--カラメル
Caramel color0.0005香料
カルダモン油
Cardamon oil0.02香料
キャロブエキストラクト、オレオレジン、パウダー
Carob extract, oleoresin and powder0.5香料
2648120L-カルボン
L-Carvone0.005香料
β-カリオフィレン
beta-Caryophyllene0.0005香料
カシア樹皮油、オレオレジン
Cassia bark oil and oleoresin0.0005香料
シダーウッド油
Cedarwood oil0.0001香料
セロリーシード油、エキストラクト
Celery seed extract and oil0.005香料
セルロース
Cellulose fiber1.9結合剤
カモミル油、アブソリュート、エキストラクト
Chamomile absolute, extract and oil0.01香料
シンナムアルデヒド
Cinnamaldehyde0.04香料
ケイ皮酸
Cinnamic acid0.0001香料
シンナミルアルコール
Cinnamyl alcohol0.02香料
ケイ皮酸シンナミル
Cinnamyl cinnamate0.0001香料
クエン酸
Citric acid0.0001香料
シトロネラエキストラクト
Citronella extract0.01香料
シトロネロール
Citronellol0.0001香料
酢酸シトロネリル
Citronellyl acetate0.07香料
クラリーセージ油、エキストラクト
Clary sage extract and oil0.0005香料
ココアマス、エキストラクト、ニブティンクチャー、パウダー、シェル
Cocoa extract, mass, nibs tincture, powder and shell0.4香料
コーヒー、ディスティレート、エキストラクト
Coffee, distillate and extract0.09香料
コニャック油
Coganc white oil0.005香料
コリアンダー油
Coriander oil0.01香料
クミンアルデヒド
Cuminaldehyde0.0001香料
β-シクロデキストリン
beta-Cyclodextrin0.3結合剤
ダバナ油
Davana oil0.03香料
δ-デカラクトン
delta-Decalactone0.005香料
γ-デカラクトン
gamma-Decalactone0.01香料
デカン酸
Decanoic acid0.0005香料
4,5-ジメチル-3-ヒドロキシ-2,5-ジヒドロフラン-2-オン
4,5-Dimethyl-3-hydroxy-2,5-dihydrofuran-2-one0.0001香料
ジメチル-6-オクテン酸
3,7-Dimethyl-6-octenoic acid0.0001香料
ジメチルピラジン
2,5-Dimethylpyrazine0.0005香料
ジメチルピラジン
2,6-Dimethylpyrazine0.0001香料
ウンデセン酸エチル
Ethyl 10-undecenoate0.0005香料
メチル酪酸エチル
Ethyl 2-methylbutyrate0.02香料
酢酸エチル
Ethyl acetate0.0005香料
酪酸エチル
Ethyl butyrate0.3香料
へプタン酸エチル
Ethyl heptanoate0.0001香料
ヘキサン酸エチル
Ethyl hexanoate0.2香料
イソ吉草酸エチル
Ethyl isovalerate0.02香料
乳酸エチル
Ethyl lactate0.0005香料
ラウリン酸エチル
Ethyl laurate0.0005香料
レブリン酸エチル
Ethyl levulinate0.01香料
エチルマルトール
Ethyl maltol0.07香料
オクタデカン酸エチル
Ethyl octadecanoate0.0001香料
オクタン酸エチル
Ethyl octanoate0.0001香料
オレイン酸エチル
Ethyl oleate0.01香料
パルミチン酸エチル
Ethyl palmitate0.0001香料
フェニル酢酸エチル
Ethyl phenylacetate0.01香料
プロピオン酸エチル
Ethyl propionate0.04香料
サリチル酸エチル
Ethyl salicylate0.02香料
ウンデカン酸エチル
Ethyl undecanoate0.0001香料
エチルバニリン
Ethyl vanillin0.02香料
エチルバニリングルコシド
Ethyl vanillin beta-d-glucopyranoside0.03香料
エチル-3,(5または6)-ジメチルピラジン
2-Ethyl-3,(5 or 6)-dimethylpyrazine0.0001香料
エチル-3-ヒドロキシ-4-メチル-2(5H)-フラノン
5-Ethyl-3-hydroxy-4-methyl-2(5H)-furanone0.0001香料
ユーカリプトール
Eucalyptol0.001香料
ユーカリ油
Eucalyptus oil0.03香料
フェヌグリーク油、アブソリュート、エキストラクト、オレオレジン
Fenugreek absolute, extract, oil and oleoresin0.005香料
ゲラニオール
Geraniol0.001香料
酢酸ゲラニル
Geranyl acetate0.07香料
グリセリン
Glycerol2.8保湿剤、溶媒
グアヤコール
Guaiacol0.0001香料
グァバエキストラクト
Guava extract0.005香料
γ-ヘプタラクトン
Gamma-Heptalactone0.005香料
γ-ヘキサラクトン
gamma-Hexalactone0.001香料
ヘキサン酸
Hexanoic acid0.0005香料
シス-3-ヘキセン-1-オール
cis-3-Hexen-1-ol0.005香料
酢酸ヘキシル
Hexyl acetate0.03香料
ハチミツ
Honey0.7香料
ヒドロキシ-4-(3-ヒドロキシ-1-ブテニル)-3,5,5-トリメチル-2-シクロヘキセン-1-オン
4-Hydroxy-4-(3-hydroxy-1-butenyl)-3,5,5-trimethyl-2-cyclohexen-1-one0.001香料
(パラ-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノン
4-(p-Hydroxyphenyl)-2-butanone0.04香料
ヒドロキシプロピルセルロース
Hydroxypropylcellulose0.02結合剤
ヒドロキシウンデカン酸ナトリウム
4-Hydroxyundecanoic acid sodium salt0.005香料
β-イオノン
beta-Ionone0.02香料
酢酸イソアミル
Isoamyl acetate0.2香料
酪酸イソアミル
Isoamyl butyrate0.0001香料
ヘキサン酸イソアミル
Isoamyl hexanoate0.005香料
フェニル酢酸イソアミル
Isoamyl phenylacetate0.01香料
プロピオン酸イソアミル
Isoamyl propionate0.03香料
酢酸イソブチル
Isobutyl acetate0.0001香料
フェニル酢酸イソブチル
Isobutyl phenylacetate0.001香料
ジャスミンアブソリュート
Jasmin absolute0.0005香料
コーラナッツエキストラクト
Kola nut extract0.005香料
ラブダナム油、アブソリュート、ガムレジン、オレオレジン、レジノイド
Labdanum absolute, gum resin, oil, oleoresin and resinoid0.02香料
レモン油、テルペンレス油
Lemon oil and terpeneless0.2香料
カンゾウエキストラクト、パウダー
Licorice extract and powder0.5香料
ライム油、テルペンレス油
Lime oil and terpeneless0.2香料
リナロール
Linalool0.02香料
酢酸リナリル
Linalyl acetate0.01香料
ロベージ油、エキストラクト
Lovage extract and oil0.0005香料
マルトール
Maltol0.005香料
マテエキストラクト
Mate extract0.01香料
中鎖脂肪酸トリグリセリド
Medium chain triglyceride2.5香料、溶媒
メントール
Menthol5.0香料
メントン
Menthone0.005香料
酢酸L-メンチル
L-Menthyl acetate0.04香料
パラメトキシベンズアルデヒド
p-Methoxy benzaldehyde0.005香料
メチル-2-ピロリルケトン
Methyl 2-pyrrolyl ketone0.005香料
メチルアセトフェノン
4'-Methyl acetophenone0.0001香料
アントラニル酸メチル
Methyl anthranilate0.03香料
メチルシクロペンテノロン
Methyl cyclopentenolone0.0005香料
メチル-5-ヘプテン-2-オン
6-Methyl-5-hepten-2-one0.0001香料
フェニル酢酸メチル
Methyl phenylacetate0.0001香料
サリチル酸メチル
Methyl salicylate0.01香料
メチル吉草酸
3-Methyl valeric acid0.0001香料
ミモザアブソリュート
Mimosa absolute0.0001香料
トウミツ、ディスティレート、エッセンス、エキストラクト
Molasses, distilate, essence and extract0.005香料
ミリスチン酸
Myristic acid0.001香料
ネロリドール
Nerolidol0.0001香料
γ-ノナラクトン
gamma-Nonalactone0.02香料
ノネノール
6-Nonenol0.01香料
ナツメグ油
Nutmeg oil0.005香料
δ-オクタラクトン
delta-Octalactone0.0005香料
オクタナール
Octanal0.01香料
オクタン酸
Octanoic acid0.0005香料
オリバナムエキストラクト
Olibanum extract0.005香料
オレンジ油
Orange oil0.07香料
オリス油、コンクリート
Orris concrete and oil0.0001香料
パルミチン酸
Palmitic acid0.0001香料
ω-ペンタデカラクトン
omega-Pentadecalactone0.0001香料
ペパーミント油、アブソリュート
Peppermint absolute and oil0.3香料
ペルーバルサム油、オレオレジン、レジノイド
Peru balsam oil, oleoresin and resinoid0.001香料
プチグレイン油
Petitgrain oil0.03香料
フェネチルアルコール
Phenethyl alcohol0.001香料
フェニル酢酸フェネチル
Phenethyl phenylacetate0.005香料
フェニル酢酸
Phenylacetic acid0.001香料
ピペロナール
Piperonal0.07香料
プラムエキストラクト、濃縮果汁
Plum extract and juice concentrate0.005香料
プロペニルグアエトール
Propenylguaethol0.005香料
酢酸プロピル
Propyl acetate0.0001香料
プロピレングリコール
Propylene glycol1.9保湿剤
Humectant57-55-62940-プルーンエキストラクト
Prune extract0.005香料
レーズンエキストラクト、濃縮果汁
Raisin extract and juice concentrate0.02香料
ローズ油、アブソリュート、エキストラクト
Rose absolute, extract and oil0.005香料
ラム酒、エキストラクト
Rum and extract0.2香料
セージエキストラクト
Sage extract0.02香料
セージ油
Sage oil0.0001香料
スクラレオリド
Sclareolide0.0001香料
スペアミント油、テルペンレス油
Spearmint oil and terpeneless0.01香料
ステアリン酸
Stearic acid0.0005香料
スチラックスアブソリュート
Styrax absolute0.01香料
ショ糖酢酸イソ酪酸エステル
Sucrose diacetate hexaisobutyrate1.8乳化剤
Emulsifier27216-37-1--糖類: コーンシロップ(液糖)
Sugars: Corn syrup0.8保湿剤、香料
Humectant, Flavor8029-43-4--糖類: 果糖
Sugars: Fructose0.6保湿剤、香料
Humectant, Flavor57-48-7--糖類: ブドウ糖
Sugars: Glucose0.02保湿剤、香料
Humectant, Flavor50-99-7--糖類: 転化糖
Sugars: Invert sugar0.3保湿剤、香料
Humectant, Flavor8013-17-0--糖類: ショ糖
Sugars: Sucrose2.0保湿剤、香料
Humectant, Flavor57-50-1--ティーディスティレート、エキストラクト、パウダー
Tea distillate, extract and powder0.001香料
α-テルピネオール
alpha-Terpineol0.005香料
酢酸テルピニル
Terpinyl acetate0.0005香料
テトラヒドロキノキサリン
5,6,7,8-Tetrahydroquinoxaline0.0001香料
テトラメチル-1-オキサシクロ(8.3.0.0(4.9))トリデカン
1,5,5,9-Tetramethyl-13-oxacyclo(8.3.0.0(4.9))tridecane0.0001香料
テトラメチル-1-オキサスピロ[4,5]デカ-2,6-ジエン-8-オン
2,6,10,10-Tetramethyl-1-oxaspiro[4,5]deca-2,6-dien-8-one0.0005香料
テトラメチルピラジン
2,3,5,6-Tetramethylpyrazine0.001香料
トコフェロール
Tocopherol0.01酸化防止剤
Antioxidant1406-18-4,
10191-41-0--トマトエキストラクト、オレオレジン
Tomato extract and oleoresin0.0005香料
トリデカノン
2-Tridecanone0.0005香料
クエン酸トリエチル
Triethyl citrate0.02香料
(2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニル)-2-ブテン-4-オン
4-(2,6,6-Trimethylcyclohex-1-enyl)but-2-en-4-one0.005香料
トリメチル-2-シクロヘキセン-1,4-ジオン
2,6,6-Trimethylcyclohex-2-ene-1,4-dione0.0005香料
(2,6,6-トリメチル-1,3-シクロヘキサジエニル)-2-ブテン-4-オン
4-(2,6,6-Trimethylcyclohexa-1,3-dienyl)but-2-en-4-one0.01香料
トリメチルピラジン
2,3,5-Trimethylpyrazine0.001香料
γ-ウンデカラクトン
gamma-Undecalactone0.02香料
γ-バレロラクトン
gamma-Valerolactone0.005香料
バニラエキストラクト、オレオレジン、チンクチャー
Vanilla extract, oleoresin and tincture0.07香料
バニリン
Vanillin0.08香料
ベラトルアルデヒド
Veratraldehyde0.001香料
ベチバー油
Vetiver oil0.0001香料
バイオレットリーフアブソリュート
Violet leaf absolute0.0001香料
ワイン
Wine0.0005香料
工程助剤
電子・加熱タバコの有害性について(急遽追記)!
添加物に絞り込んだお話とは少し横道に逸れますが、タバコの種類について特に主流となりそうな2種の内容を追加させていただきます。タバコについて知る上で加熱式タバコや電子タバコといった種類も恐らく何らかの形で検討される方には必要な情報かと思われます。筆者は加熱式タバコと電子タバコについて使用した経験は無いので調べた内容からの抜粋のみとなりますが、宜しかったらご参考までに!
紙巻たばこに似た筒やペンシル(場合によってはタンク)に収められた液体から電気的に発生させた煙霧を口で吸引するという「電子タバコ」が欧米で、特に若者の間で流行っています。基本的な構造は、熱発生させるためのバッテリー,発熱、噴霧、装置,原液を収めるカートリッジからなっており、口にくわえて吸い込むと電流が通じて原液が加熱され液成分がエロゾル(霧状)になって吸引されるようになっています。原液の成分は、基本的にグリセリンとエチレングリコールですが、これに様々な香料を添加し、更にニコチンを加えたものもあります。 日本では、ニコチンを含んだものは薬事法で規制されますが、ネット販売などを通してニコチンを含むタイプが販売されることもあるようです。現に国民生活センターの調査では、国内販売されていた電子タバコ の銘柄の多くからニコチンが検出されています。
また原液の代わりにタバ コの葉を刻んでカプセルに封入し、これを熱したり加熱した液体の蒸気を通したりして、タバコの成分をエロゾルにして吸い込むもの「加熱式タバコ」として 区別されているものもあります。日本ではニコチンに対する薬事法上の規制がない「タバコ製品」として、この型のものがより売れています。
本来の「電子タバコ」は、基本的にはタバコのように 有害物質を含まない(ニコチンを含むものはニコチン依存関連の問題がある)といえますが、実際には国立保健医療科学院の調査では、加熱することで原液成分に化学変化が起き、ホルムアルデヒドなど有害物質が 発生することが報告されています。
加熱式タバコは、使用者への健康影響は基本的にはタバコと同じですが,葉タバコを燃焼しないので副流煙 が(ほとんど)生じないため、「臭わない、部屋の空気を汚染しない、受動喫煙の害がない」などが謳い文句になっています。しかし使用者の吸い込む煙霧の 一部は当然呼出されますので、程度の差こそあれ、この文言は正確ではありません。
世界保健機関(WHO)は電子タバコについて「大半の国で規制のはざまとなり、医薬品としての規制を逃れ,タバコ製品に対する規制を回避している」とし、「健康上の利益、被害削減、または禁煙に対する有用性などの主張は、科学的に証明されるまで排するべきである」としています。
保健医療科学 2020 Vol.69 No.2 p.144-152抜粋
加熱式たばこは日本で販売が開始されてから期間も短く、喫煙者の健康影響、受動喫煙に関しても科学的な根拠の蓄積が少ない状況
加熱式たばこの主流煙(エアロゾル)は,燃焼由来 の有害化学物質が90%近く削減されている。しかし、低減されていない有害化学物質も存在している。特に加熱式たばこのエアロゾルの有害化学物質の数はそれほど低減されていないため、加熱式たばこを使用する限りは化学物質の複合曝露は継続されている。
ニコチンは、加熱式たばこと紙巻たばこは同等の含有量が報告されており、加熱式たばこ喫煙者の禁煙は望めない。一方で,加熱式タバコ喫煙者について健康影響評価をまとめたところ、紙巻たばこから加熱式たばこへ変更すること によって有害化学物質のバイオマーカー量は90%近く低減されている成分と、50%程度の削減にとど まるバイオマーカーも確認された。さらに,健康影響を指標とするバイオマーカーについては,削減されているという報告と統計的に有意差が認められないといった報告があった。これまでの研究成果から、加熱式たばこの使用によって有害化学物質の曝露量の低減は確認されているものの、健康影響の改善までは確定していない。
※バイオマーカー;病気の進行や薬剤の効果など、生体内の生物学的変化を定量的に把握するための指標となる物質
APF BBnews抜粋
電子タバコについてインドでは販売全面禁止を発表し、世界中でも議論されています。2019年9月20日電子タバコの含有物について、通常のニコチンを蒸気として吸う電子タバコは発癌性のタールや一酸化炭素などはカットされるが、微粒子は肺に吸引されてしまうとの事。米科学アカデミー(NSA)の報告書によると「多数の潜在的に有毒な物質」が含有が認められ、ニッケルや鉛といった金属が含まれていて、コイルから出ている可能性があるそうです。更に農業食品分野では、安全とされている蒸気の状態では肺疾患につながるとされる添加物も含まれているそうです。2019年の時点で研究されていない添加物も含んでいるとのこと。
以上、電子タバコ、加熱式タバコに関しての記事を幾つか抜粋させていただきました。個人的な感想としては、紙巻きタバコに対して歴史も浅く信頼性は薄い部分も否めないと感じましたが、より詳しいデータが普及するまでは、確実なことは判断に至らないため、タバコに関する規制法など着目して検討してゆくことが重要だと思う所存です。どうしても規制が緩いという部分に無責任な曖昧さを感じてしまいます。
そして、エアゾル副流煙に至っても加熱式タバコは煙ではないエアゾル成分といったものが、周囲にどのような影響を及ぼすのかはまだまだ調査が必要だと感ました。
ここまでお読みくださって有難うございました!♡
大切な人を本当は守りたいあなたへ♡
(1)タバコの薬物性について!
初回blogに引き続きたばこの薬物性について詳細を記したいと思います。
2018年度発行された日本禁煙学会(Japan Sosiety for Tabaco Control)資料よると
非常に驚いたタバコの依存性は、コカインやヘロインに次ぐ、アルコール、覚醒剤を上回る薬物性を示すそうです。実質のタバコによる要因で命を奪われた人命総数は2007年12万人台、2018年には15万人台に増加していると予想され、このことからも世の中は喫煙する場所等は以前に比べ減ってはおりますが、実際に健康被害を認知しながらも中毒化を伺える人々の数はまだまだ多いと推測されます。
タバコによる犠牲者数を減らすには、タバコの『麻薬』や『覚醒剤』を上回る依存性を喫煙者が認知し、克服して禁煙を達成することが重要だと思われます。そして未来に子供達がタバコの知識をしっかりと把握できる世の中を維持していくことが、安易な喫煙判断への抑止に繋がると私は考えてます。
2007年に医学雑誌ランセットに発表された論文では、合法及び非合法ドラッグ20種の依存性スコアを算定した結果、タバコ(ニコチン)はヘロイン、コカインに次ぐ3番目に依存性の高い薬物であることがわかったそうです。参考にアルコール6位、覚醒剤(アンフェタミン)は8位
タバコの依存性スコア
ドラッグ名 |
依存度スコア平均値 |
ヘロイン |
3.00 |
コカイン |
2.39 |
タバコ |
2.21 |
アルコール |
1.93 |
1.67 |
|
1.51 |
|
1.23 |
引用 日本禁煙学会リストより抜粋
科学的な研究結果に基づき国内外の主要な専門機関、行政当局は『タバコは薬物」であると明言している。また日本医師会は禁煙の医学でニコチンの強さは麻薬と同じくらい厄介であると説明し、世界保健機関はタバコにはヘロインやコカインと同等の嗜癖作用がある等と示唆している。
厚生労働省によれば、依存とはある物をやめようと思っても強い渇望がありやめられなくなった状態を言うそうで、タバコの成分であるニコチン依存はこくさい失病分類(ICD-10)や精神医学の分野で世界的に使用されている「精神障害者の診断及び統計マニュアル第4版」(DSM-IV)において独立した疾患として扱われており、タバコに依存性があることは確立した科学知見となっているそうです。
【出典】厚生労働省 喫煙と健康問題について簡単に理解したい方のためにQ&A
何故こよような危険だと科学的な知見を発信している世界保健機関(WHO)や厚生労働相、内閣府、日本医師会また各種機関が、危険だと訴えながら此のようなようなものを国内販売してきたのか。戦後も普及率を推進するようなイメージアップを図かりメディアまで利用したキャンペーンを行って税収としてきたのでしょうか。非常に信じ難いですが販売目的と喫煙者を増やす別の目的を含み行われてきた裏側が浮き彫りとなって視えて来るのではないでしょうか。
麻薬性のあるものを、依存性や嗜好品程度だと当初売り初め、中毒者がやめられない状態を維持する可能性を十分に予測した長期計画的な税収と身体的弱体化による医療的なビジネスを見込んでいた、このような可能性を感じざる得ないです。
国民はそのようなものを国が売っているこの状態をどの程度認知しているのかと、疑問に思います。私の教育現場で受けた内容では嗜好品程度のもので依存性はあるが、中毒性とは習わなかったのです。皆さまはいかがでしょうか。私の喫煙する友人達、知人の殆ど全員がヘロインやコカインと同等と聞いて、ショックを隠せていなかったのは事実です。そんな物を国が売る筈がないと仰る方もおりました。このことを認知して漸く実際禁煙を踏ん張り、達成した友人もいました。何故やめれないのかという理由の一つは、皆が自分が中毒だと知らないからではないでしょうか?ほとんどの人が意思で吸っていないのです。本当です。意思に非常によく似た強い渇望感と禁断症状です。数日も我慢できないのですからお身体のためにどうか気づいてください。
タバコの薬物性については、現在は調べるほどに多く情報が出回るようになり嬉しく思います。しかしながら、認知をもっと広く拡大していくことで意識が変わりゆき悩んでいらっしゃる方々にも、思いが届くと願って発信していきたいと思っております♡
ここまでお読みくださって有難う御座います♡
タバコはただの嗜好品では無く薬物でした!
★今すぐ禁煙したい
★何度も禁煙に失敗して諦めてしまった
★身近な人の禁煙を願っている
★喫煙に興味関心がある
★子供達の将来のタバコへの関心不安
など
上記のようなタバコに関する悩みを持っていらっしゃる方が、もしこの記事に辿り着き一読して判断材料のひとつとして頂けましたら幸いです。
喫煙者は健康に悪影響と認知しながらも、なかなかタバコをやめる事に至らず本当は悩んでいる方が非常に多いと思います。私自身も同じ様に悩みタバコについて深く掘り下げて調べていくうちに、タバコ産業の驚く実態に気がつき1人でも多くの方に認知して頂きたいと心から願いブログを書きます。
恐ろしいことに、嗜好品と謳われるタバコはただの嗜好品では無く喫煙が増えるほどにコーヒーや紅茶のようにはやめられなくなってしまうものでした。ニコチンと添加物で脳内に吸いたいという渇望感を促し中毒に至ると禁断症状が現れます。しかし喫煙者は症状と認識せずに自分の意思で吸いたいのだと錯誤し喫煙を継続してしまう薬物なのです。
タバコによる薬物的症状は見た目にはわかりません。体内で生じています。脳内のアセチルコリンが分泌されない状態になりニコチン中毒を誘発し、更に添加物により松果体が石灰化し、タバコが無しではリラックスできない状態となります。するとニコチンが無ければ不安や緊張、ストレス、気分の落ち込み倦怠感、眠気などの症状が襲います。
中毒になり1箱買ったつもりのタバコが人生10年20年30年〜と買い続ける事となると
目安
1日1箱(20本)
1年→7.300本
10年→73.000本
30年→219.000本
また現代に至ってはタバコは驚くほどの添加物が使用されていて大変驚きました。タバコ産業は勿論の事、国民は医療ターゲットにもされています。沢山の隠されたビジネス目的が繋がっているのです。政府がこれまで長い間、国民に堂々と税金として販売して来たタバコは、薬物であると認知が広く成される事を私は心から願っております。
次回のブログからタバコについての詳細を纏めて⑴〜いくつかに分けて発信して行きたいと思います!予定は以下の様に考えてます♪
⑴タバコの薬物性について
⑵タバコの添加物について
⑶タバコ産業について
⑷タバコのやめ方の提案
⑸喫煙マナー
ここまでお読みくださいまして、ありがとう御座いました♡